まずは始めよう
白に黒に翡翠色
跳ね回る川の畔で
人生の半分くらいを過ごして、東京を後にしました。
高校を卒業し、夢に向かって駆け出して行った東京という町。
夢のかたちは少しずつ変わっていきましたが、それはいつしか現実のカタチとなって、少しずつ手の中から姿を現すようになりました。
それは昔、想い描いたような名声でも、たくさんのお金でもありません。
小さいけれど何よりも大きい、もっと近くにあって、もっと大切なものを、東京で過ごした日々が教えてくれました。
それを持って帰ってきた大阪。
自分はどんな風に変わっていくのか。何が変わらず残るのか。
変わることは楽しみで、変わらないことは心強い。
工房の準備はしばらくかかりそうなので、住まいとして借りている武庫川(兵庫県)の畔の家で、今できることをあれやこれや、やっていこうと思います。
大阪からまた皆様にお会いできるのを楽しみにしつつ。
水鳥の隣に在る家より